環境は人を変えます。
やらなければならない状況、やりたくなるような環境に身を置くことは
自分の力を伸ばすうえで、非常に重要です。
例えば、アマチュアとプロの世界を比較してみましょう。
どちらの世界に身を置くかで、あなたの成長度合いが違ってきます。
プロの世界では、何よりも結果が全て。
生き残るためには、強者たちと日々しのぎを削らなければなりません。
また、より厳しいトレーニングを課していかなければなりません。
もちろん、本人の気持ちの持ちようが結果にも大きく左右しますが、
どのような環境に身を置くかによって、成長度合いが変わってくるのです。
以前2年ほど料理の世界で仕事をしていました(一応、調理師免許取得しました)。
全くの初心者でしたが、同僚のやり方をみようみまねで必死になって覚えました。
料理長に怒られ、ホールの人にせかされで、今でもそのときの光景がありありと浮かびます。
おかげで、一通りのことはできるようになりましたね。
やらなければならない環境に身を置くと、時として驚くほどの集中力を発揮できます。
私は日頃、英語が得意な人、帰国子女の人、TOEICで高得点取得している人と
できるだけ時間を共有し、情報収集に努めています。
また、定期的にネイティブの人と交流する機会を持ち、積極的に英語を使うようにしています。
英語ができる人たちと一緒に居ると、「もっとうまくなりたい!」って思います。
モチベーションがどんどん上がっていくんですね〜
海外旅行から帰ってきたときなどは、「今度行くときまでには、もっと英語を上達しよう!」って
すごく思いませんか?
私はこれまで英語圏の国には一度も行ったことはありませんが、アジアの国に行ったときでも
英語力をもっと磨きたいって思いました。
以前、バングラディッシュ人の留学生と話したときのこと。
彼は流暢な英語を操り、英語の文献を読み、英語で論文を書くとのことでした。
どのように英語力を磨いたのか聞いたところ、
「とにかく、英語を使う環境に身を置くことが大切だ」と力強く言っていました。
また、これからは英語をマスターすることは非常に重要だ、とも語っていました。
できるできないの問題ではなく、やらなければならない状況に身を置き、
やりたくなるような環境にすすんで入っていくこと。
できる人とできない人では、置かれている状況や環境に大きな違いがあると思います。
つまり、力を伸ばすためには、力を伸ばせる環境に身を置かなければならないということです。
「私には、英語の能力がない」と思っている人は、英語ができる人たちと交流するなど
積極的に環境改善に努めてください。
手ごたえを感じ始めたとき、周りの環境は理想的なものに近づいているでしょう。
あなたは今、「環境は人を変える」にいます。