この方法で勉強を続けていくと次第に頭に残るという感覚が実感できるようになると思います。
私も2004年の1月から始めて先月までの6つのニュースは何も見なくても暗唱できます。
どのページのどの辺りなのか、冠詞や接続詞に至るまで鮮明にイメージすることが出来ます。
なぜ長い時間が経過した今も頭に残っているのでしょうか?
それは、声に出すことで、英文を見る(視覚)と自分の声を聞く(聴覚)の両方を使うため
より鮮明に記憶として定着するからです。
目(視覚)、耳(聴覚)、さらに手を使って書くことにより自分の感覚を多く使います。
五感を使えば使うほど、定着率は大幅にアップします。
これは科学的にも証明されていることです。
トロイヤ遺跡の発掘で有名なドイツの考古学者シュリーマンは、語学の天才としても知られています。
彼の勉強法は、その国の原書を声に出して読みながら暗唱するというものでした。
本の内容を覚えることで、実用的な言葉を覚えていきました。
語彙力、文法なども暗唱する過程で自然に覚えていったのですね。
私は高校生の時に彼の勉強法に出会い、試験ではいつも良い成績を挙げていました。
基本というものはとてもシンプルで、誰でも応用することができるんですね。
あなたは小学校や中学校の校歌をおぼえていますか?
全校集会や行事があるごとに歌わされた校歌。
いつも私は「めんどくさいなあ、いやだなあ」って思いながら歌ってましたね。
いやいや歌っていたにもかかわらず、今でも歌詞やメロディーを良く覚えています。
やはり繰り返し声に出すことで、自然に記憶に定着していったのでしょう。
繰り返し声に出すことで知らず知らずのうちに体にしみついてしまう。
この方法をうまく活用すれば、TOEICで高得点をとることはそれほど苦労しないはずです。
なんといっても、満点をとっている人もやっている方法なのですから。
あとは、あなたの「やるかやらないか」にかかっています。
地道な作業ですが、根気強く続けることを強くオススメします!
あなたは今、「声に出して定着1」にいます。