(英) andアンドゥ (日本語読み) andoアンド
これは一つの例ですが、私たちは文字を読むとき、どうしても母音で終わる
読み方をする習慣があります。
英語では子音で終わる事が多いですから、日本語読みをしていると相手に通じませんし
また、相手と自分の発音の仕方が違うため、同じ単語のことを言っていても
違う単語だと勘違いする原因にもなります。
簡単な文章でも聞き取れないのは、頭の中で認識にズレが生じるためです。
まずはこのような日本語読みを直す必要があります。
一般にジャパニーズイングリッシュと言われていますが、
これを矯正するのは至難のわざです。
まずは、発音記号をしっかり勉強しましょう。
馴染みのある単語の発音記号を見ながら、正しく発音する練習をしましょう。
そして、発音記号を見ただけで、単語のつづりが分かるようになりましょう。
また、聞いた音が発音記号でどう書くのか分かるようになりましょう。
音声学入門改訂(小泉保)は、根本的かつ基礎的に発音を学べる本です。
口や舌使いについて、論理的に解説されています。
また、イギリス英語とアメリカ英語の違いも説明されています。
私はこの本で、鏡を見ながら何度も舌の位置や口の動かし方を練習しました。
日本語では使わない動かし方が多く、最初は苦労しましたが、繰り返すうちに
だんだん正しく動かせるようになりましたよ。
「TheJINGLES」をご存知ですか?
英語の発音矯正専門のスクールですが、以前に無料体験セッションを受けたことがあります。
言語学者のスティーブ・ウォーカーさんからじきじきに教えていただきました。
lやr の区別はもちろんのこと、音を生み出す人間の身体の機能の科学的分析を踏まえたレッスンで、
体のどの部分で音を出すのか、舌の動かし方など、大変勉強になりました。
約2時間の無料体験セッションでしたが、自分の発音レベルをみつめるきっかけになりました。
ちなみに、そのときの私の発音レベルは「87」と診断されました。
89、90あたりがネイティブと遜色ないレベルみたいなので、無料CO-ROMなどで練習を積めば
発音がうまくなるなと自信がつきました!
無料ですし、自分の発音レベルを知る良い機会なので、ぜひセッションをうけられてみてはいかがでしょうか。
「TheJINGLES」発音矯正無料セッションのお申し込みはこちら!!
日本人は、ドイツ人、フランス人などの欧米人と比べて、大きなハンデを持っています。
日常的に使う音素(音の最小単位)が20個と英語の半分以下であり、
欧米諸国の言葉に比べても、極端に少ないからです。
英語と日本語は、約2万年前に枝分かれしました。
特に日本語は、他の文化の影響を受けず、長い年月独自の変遷を遂げてきました。
歴史的にも、日本人は特有なのです。
まずは、聞き取れて発音できる音を一つずつ増やしていきましょう。
今まで発音記号の勉強をしてきませんでしたから、最初のうちは大変だと思います。
しかし、発音記号をマスターしないで、スピーキングは上達しません。
地道に一つ一つ身につけていきましょう!
次へ⇒