TOEICテストで最初の関門である「写真描写問題」について、傾向とポイントをあげてみました。
<人物写真>
★その人物の特徴や動作を客観的に表している文が正解となりやすい。
(例)
The girl is playing the piano.
少女がピアノを弾いています。
The woman is talking on her cellular phone.
女性が携帯電話で話しています。
The man is sitting with his legs crossed.
男性が足を組んで座っています。
The two men are wearing slacks and carrying one bag each.
二人の男性はズボンをはき、それぞれバッグを一つ持っています。
<事物の写真>
★事物や風景の状態や特徴を客観的に表している文が正解となりやすい。
(例)
Utensils have been placed on the table.
テーブルに食事の道具が置いてあります。
The board is being sawed at one end.
板の片方の端がのこぎりで切られています。
Several buttons are attached to the front of the jacket.
上着の前にはボタンが何個かついています。
The houses are near the corn field.
家はトウモロコシ畑の近くにあります。
Some clothes have been placed on hangers.
何着かの服がハンガーにかけられています。
★写真からは客観的な情報しか読み取れないので、判断、推量、感情、過去や未来を表すものは不正解となります。
(例)
The box is too heavy to lift.
この箱は重すぎて持ち上がりません。→重さは写真からは判断できない。
The floor has been vacuumed recently.
床は最近掃除機をかけられました。→写真からは推測できない。
The book was left open on the desk.
その本は机の上に開いたままになっていた。→過去のことは特定できない。
The woman is nervous about the job.
女性が仕事のことでイライラしている。→感情は写真からはわからない。
写真からは「〜である」「〜している」「〜されている」など現在の動作や状態しか読み取ることはできませんからね。
写真を客観的に言い表しているものが正解という原則をしっかり頭に入れておいて下さい。
あなたは今、「写真描写問題」にいます。