あなたは野口悠紀雄の「超」英語法は読みましたか?
TOEICのリスニング力アップにすごく役に立ちますよ!
読んでない人はぜひ読んでみて下さいね。
早速、この本の中を参考にしてリスニングに役立つエッセンスを取り上げていきたいと思います。
まずは子音の消失について。
・破裂音b,d,g,k,p,tが語尾に来る場合、消失してサイレントになる
例をあげましょう。
★Good morning.
多くの場合、「グッモーニング」と発音されます。
学校では「グッドモーニング」と習いますが、ネイティブの発音では「ド」はほとんど聞こえません。
語尾のdが消失しているんですね。
★Don't mind.
これは「ドンマイ」と発音されます。
「ドントマインド」と発音されることはほとんど無いといってもいいでしょう。
あなたに馴染みのある歌で例をあげましょう。
★「サイレン ナイ ホオリイ ナイ」
もうお分かりですね。
クリスマスソング「清しこの夜」の1フレーズです。
「サイレント ナイト」とは歌いませんよね。
これも語尾のtが消失している例です。
リスニング試験では、子音の消失はかなり頻繁に出てきます。
リスニングで思うように点数が伸びない人は、語彙力があっても単語が連続して発音された時に戸惑って
しまう場合が多いのではないでしょうか。
ここの単語が連続して発音された時、あなたの耳には全く違うものとして聞こえていると思います。
これはある意味しょうがないですね。
日本語では母音中心の発音です。
英語ではあなたには聞き慣れない子音がバンバン出てきますから。
とにかくコツコツと聞き続けて慣れることです!
ぜひ、手元にある教材や音源で意識して聞くようにしてください。
あなたは今、「発音消失ルール1」にいます。