多くの人が難しいと感じている「説明文問題」について書きます。
何が難しいって、早いスピードで読まれる英文を理解し、さらにその内容について
答えなければならないからですよね。
読まれる英文は空港での案内、会社の営業時間を知らせるメッセージ、天気予報、ツアーの案内など様々です。
読まれる英文は約60〜80語程度で、回答時間は約8秒。
私がやった問題集の中で、質問の傾向をまとめてみました。
試験の内容に直接反映するものではありませんが、何かの参考にしていただければと思います。
1.What is not included〜?「何が含まれていませんか?」
What〜to do〜? 「何をしますか?」
What〜not to do〜? 「何をしませんか?」
60問中16問がこのタイプの質問でした。
つまり、英文の内容を細部まで良く聞き取れているかがよく問われるわけです。
なかなか細部まで聴き取るのは難しいかもしれませんが、選択肢には読まれた英文そのままが
載っていることがほとんどです。
ポイントは、英文が読まれる前に質問と選択肢によく目を通しておくこと。
あと英文の出だしは英文の要点が出てくることが多いので、集中して聞くこと。
この2つをすることで何を聞き取ればいいか明確になり、正答率もアップすると思います。
2.What time〜?「何時に〜」
When〜?「いつ〜」
How long〜?「どのくらいの期間〜」
60問中12問がこのタイプの質問でした。
現在の時刻、会社の営業時間、営業日、休業日などが問われています。
具体的な数字や曜日で読まれ、質問自体もひねったものはほとんどありません。
私の場合この手の問題では、聞きながら数字や曜日をマークシートの脇にメモするようにしています。
3.What is the purpose of〜?「目的はなんですか?」
60問中8問がこのタイプの質問でした。
読まれる英文全体の内容が理解できれば申し分ないですが、キーワードを聞き取れれば正解する確率が高いです。
キーワードは英文の出だしに出てくることが多いので、意識を集中して聞きましょう。
4.Where〜?「どこで〜?」
60問中7問がこのタイプの質問でした。
「どこでサービスが受けられるのか」「どこで聞かれるのか」「どこにいるのか」などが問われています。
これらの問題でも必ず分かりやすいキーワードが読まれるので、しっかり聞き取れるように
意識を集中しましょう。
あなたは今、「説明文問題」にいます。